初めまして。ケアナビの管理者、おっちです。
40代半ばとなり、周囲で親の介護に関する話題がよく聞かれるようになりました。実際、私自身も、親の介護はまだ遠い将来のことだと思っていました。子育てに手がかかる日々を送る中で、同じ年代の友人たちも親の介護が必要になる「ダブルケア」を考えるようになっています。
実際にママ友に介護について相談されることもあるよ
私について自己紹介させてください
私は介護福祉士、介護支援専門員（ケアマネージャー）の経験があり、さらに祖母2人の施設入所の経験もあります。私が介護業界に進んだ理由は、「我慢せずに介護サービスを使って自身や家庭に負担なく過ごしてほしい」という思いからです。
祖母の介護が始まった頃に、介護サービスを使うことを嫌がる祖父と父と、介護サービスを利用しなきゃダメだという母。介護をめぐる家庭内の葛藤を経験しました。祖母の介護のサービスを利用するようになり、徐々に家庭内の雰囲気が落ち着いていきました。介護サービスを使うようになって、久々に祖父が自分の時間をもち、精神的に穏やかな姿を見たときはホッとしました。そんな経験から、「他の家庭が同じような苦しみを経験しないように、介護サービスの重要性を伝えたい」と考え、介護の世界に飛び込みました。無資格の状態からスタートし、介護福祉士とケアマネージャーの資格を取得しました。
親の介護の経験はまだありませんが、団塊の世代の親を持つことから、いつ介護が必要になるかわかりません。
この「ケアなび」ブログでは、自身の介護業界や身内の介護の経験をもとに、現在の介護の世界について一緒に確認し、学んでいきたいと思います。
「介護はめんどくさそうでハードルが高い、そして辛い」と感じるかもしれませんが、このブログを読んだ後には少し気が楽になる、そんな存在を目指しています。